Root化されたAndroid端末のインターフェース類をカスタマイズするにあたって、frameworkを直接書き換えること無くカスタマイズすることが可能な「Xposed Framework」をGL07Sで利用してみました。
GL07SをRoot化するまでの過程については前回の記事で書きました。
→GL07S Root化してみた
Root化されたGL07Sにおいて、Xposedを使ったカスタマイズはどこまで出来るのか試してみます。
Xposed Frameworkの導入は至って簡単。
下記のウェブサイトからXposed Installerをダウンロードし、インストールします。
Xposed Installer | Xposed Module Repository
起動したメニューから「フレームワーク」を選択します。
「インストール/更新」を押すことでフレームワークのインストールが開始されます。
この画面が出ればインストールが成功しています。
端末を再起動することでXposedが有効化されます。
メニューの「ダウンロード」から、好みのモジュールをダウンロードすることが出来ます。
今回は、Xposedの中でも特に設定項目が多く、カスタマイズが捗る「GravityBox」をインストールしてみました。
ダウンロード終了後は「モジュール」メニューからチェックボックスをオンにして再起動することでモジュールが有効化されます。
GravityBoxのメニューです。
結論から言うと、ナビバー設定・電源設定は設定をしても反映されませんでした。
その他の項目については一応反映されることを確認しました。
ステータスバー設定です。
ステータスバーを見れば分かりますが、電波マークや時計の色が青から白に変わっています。
色の設定は適切に設定されることを確認しました。
時計設定です。
時計の中央化にチェックをを入れても時計は中央化されません。
この項目は無効なのかな?と思いましたが・・・。
再起動することで時計の中央化が有効になりました。
曜日の表示もできており、この項目内の設定は反映に再起動が必要ですがちゃんと適用されます。
このように、ステータスバー周りのカスタマイズについてはXposedを用いて行うことが出来ました。
他のXposedモジュールを試していないのでどうなるかは分かりませんが、アプリの拡張など(Chromeなどの設定変更)を行うモジュールもおそらく実行可能なはずです。
文鎮のリスク等も少なく、比較的簡単にカスタマイズが出来るXposedフレームワーク。
Root化したGL07Sにはちょうどよいのではないでしょうか?