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Xperia X Compactは発売地域によって時期は異なりますが、以前からAndroid7.0 Nougatへのアップデートが予告されていた機種なので「ようやく来たか」という感じでした。
通知が出た段階でアップデータのダウンロードは終了していたのか、ダウンロード容量などは表示されていませんでした。
インストールには再起動が必要で、再起動後のドロイド君マークの画面での更新に15分前後かかりました。
アップデート前後でバッテリーを10%ほど消費していたので、バッテリー容量に十分な余裕がある場合、もしくは充電器に接続した状態でのアップデートが推奨されます。
(もちろんバッテリー容量が少ない状態では実行できないと思われますが)
今回のアップデートでは、2016年12月1日分のAndroidセキュリティパッチレベルが適用されていました。
最新のセキュリティパッチを受け取る目的でも、今回のOTAは欠かさず受け取っておきたいところです。
普段の使用で真っ先に気づく点は、ステータスバー・通知領域の変化でしょうか。
クイックセッティングと呼ばれていたワンタッチで設定を切り替えることのできるボタン類が、ステータスバーを下ろすだけで利用できるようになり、クイックセッティング画面を開く2回目の操作が必要なくなりました。
また、今バージョンからの圧倒的便利機能としてあげられるのが画面上下分割機能です。
対応しているアプリであれば、右下の「タスクボタン」を長押しすることで、現在起動しているアプリが上画面に、下画面に「最近起動したアプリ」の一覧が表示されます。
その状態で、下画面のアプリを選択することで、上下で異なるアプリを使用することが出来ます。
もちろん、この状態でも上下アプリそれぞれが通常通り動作し、文字入力等も可能になります。
中央のスライドバーを操作することで、上下の比率を変えることも可能です。
一方で、古いアプリやゲームアプリ等では画面分割がサポートされておらず、利用できない場合もあります。
画面分割機能の他に、タスクボタンを2連打することで、1個前に使用していたアプリに戻ることが出来ます。
2つのアプリを行き来する場合などでの利便性が大幅に向上しました。
XperiaFirmなどを用いて確認して見る限りでは、香港版やUS版などを含む一部のリージョンでは未だにAndroid7.0が配信されていないようです。
とはいえ、以前から配信が予告されていた機種なので、各リージョン・キャリアで最適化が済んだ後で公開されるのではないかと考えられます。
その他の基本的な機能等はAndroid6.0の頃と変わらず利用できるので、Xperia X Compactユーザーは是非Android7.0へのアップデートをオススメします。
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