Xperia™ go Latest available software:6.2.A.0.400 Release date:2013-04-24
本来のアップデート手順として、私のようにカスタムロムを導入してBootloader Unlockしているユーザーは以下の手順を踏む必要があります。
①純正ROMのftfファイルを入手し、Flashtoolを使用して端末に焼く
②Bootloader Relockのftfファイルを作成し、Flashtoolを使用して端末に焼く
③SEUSを利用してアップデートを入手する
④アップデート後、Bootloaderを再度アンロックする
ですが、xda-developersのフォーラムにて早速最新ファームのftfファイルが配布されているので、BootloaderをUnlockしているユーザーはこちらを利用したほうが速いし楽です。
[XGO] Jelly Bean 6.2.A.0.400 (4.1.2) FTF (Unrooted)
ダウンロード元もGoogle Driveのお陰で転送速度が早く、いらいらすることも少ないかと。
7z形式の分割ファイルになっているので、55個のファイルをダウンロードした後、.001ファイルを7-ZipやBandizipなどを利用して解凍します。
ftfファイルの中身がすべて解凍されるので、FlashtoolのTools→Bundle Creationから解凍したフォルダを選択し、左側の「Folder List」からsimlock.taとpartition-image.sinを除いたすべてを右側に移動させ、右上のボックスに適宜入力してftfファイルを作成します。
完成したftfファイルを、Flashtoolで端末に焼けば完了です。
では、早速レビューを行いたいと思います。
まず、端末を起動すると初期セットアップが出てきます。
▲若干リニューアルされた初期設定
日本のSIMカードをさした状態であれば、起動時点で日本語が自動で選択されます。
日本語フォントは見ての通りJellyBeanから標準となったモトヤマルベリ3等幅フォントになっています。
初期セットアップが終了すると、ホーム画面が現れます。
▲これまでとあまり代わり映えしないXperiaホーム
壁紙がJellyBean系Xperiaの共通のものに変更されているのが分かります。
▲デフォルトアプリ一覧
デフォルトアプリは増えもせず減りもせず、と言った感じ。
▲カメラの画面
カメラはオートシーンHDRを搭載していない通常のカメラです。
▲標準カメラのモードと設定項目
カスタムROMだとCyberShotアプリを搭載していたりするのですが・・・。
▲動画モードでは手ぶれ補正が機能します
動画撮影のほうが実は設定項目が多い(2ページ目まである)という事実・・・。
▲モバイルブラビアエンジンは無印
モバイルブラビアエンジンも、2ではなく初期の無印がそのまま搭載されています。
▲省電力設定画面
省電力設定は若干項目が増えた感じでしょうか。
エリア連動Wi-Fiにも対応しています。
▲開発者オプション内のアニメーション速度
アニメーション速度の設定画面が、従来の他機種の.5x、1xなどといった表記ではなく、日本語に変わっています。
この辺りは親切ですね。
▲WALKMANアプリ
標準の音楽プレイヤーアプリとしては、JellyBean対応のWALKMANアプリが搭載されています。
ClearAudio+やxLoud、各種イコライザーなど音質にはこだわっているなと感じられるアプリですね。
ジャケットの絵柄に対応して背景色が変わるのもカッコいいですし。
ホーム画面にもアイコンが置いてあった「Sony Select」ですが、要するにSonyがおすすめするアプリやらを宣伝するアプリのようです。
▲Sony Select
HTC Hubのようなものでしょうかね、使うことは無さそうです。
もちろんAndroid4.1.2なのでGoogle Nowにも対応しています。
▲Google Nowの起動画面
Google Nowでは天気予報や交通状況などを逐次教えてくれるので便利なアプリですよね。
ロック画面は他の機種と同じく上下スライドタイプのものになりました。
▲ロック画面
時計左の音楽マークを右にスライドさせるとミュージックコントロールが。
時計右のカメラマークを左にスライドさせると写真を即撮影できます。
このクイックショット機能は非常に便利なので活用したいところですね。
さて、問題のアップデート後の性能です。
とりあえずはQuadrantでのベンチスコアを。
▲ベンチスコア
左がGPUレンダリングオフ、右がオンです。
お気付きの通り、GPUレンダリングがオフのほうがスコアが出ます。
というか、そもそもGPUレンダリングをオンにすると画面のスクロールなどですらカクツキが出てしまいます。
この機種に至っては、GPUレンダリングをオフにしたほうが本来の性能が出るのかもしれませんね。
とりあえず、しばらく弄ってみて感じたのは、ICS時代よりはるかにヌルサクだということ。
ICS時代は、Root取ってSwapしてOCして・・・と手を加えないと使えない子でしたが、JBアプデ後は快適そのもの。
特に手を加えずとも十分に使える端末に仕上がっています。
まだアップデートしていない人は、是非アップデートしてみてください!
快適さに驚くと思いますよ・・・!
P.S.
そういえばPlayストアのデザインが一新されててびっくりしました。
▲現在のPlayストア
ストアの大幅なデザイン更新はこれで2回目ですね。