JellyBean - JELLYTIME for DHD/Inspire4g - 4.2 R2 Available
DesireHD向けのAndroid4.1搭載カスタムROMとして、長い間人気を誇っていたJELLYTIMEシリーズですが、先日、最新バージョンOSのAndroid4.2を搭載してリリースされました。
搭載されているOSはAndroid 4.2.1 JellyBeanの第2世代です。
さすがはJELLYTIMEというべきか、既にリリースされている他の4.2搭載ROMよりも優れた点がいくつか有りました。
そこら辺も含めて紹介したいと思います。
▲プリインストールアプリ一覧
今更説明するまでもありませんが、CyanogenMod系共通の初期搭載アプリですね。
初期ホームアプリはTrebutchetとNova Launcherがあるので、好きな方を選択出来ます。
▲カメラアプリ(左:操作時、右:撮影時)
カメラはJellyBean共通の標準カメラですが、PhotoSphere機能は省略されています。
写真撮影・動画撮影は問題なく行えましたが、シャッターを切った瞬間に画面が緑になる現象は解決していません。
▲Quadrantでのベンチマーク結果
予めパフォーマンス設定から1200MHzにオーバークロックした上で計測しました。
Android4.1以降はどれもそうですが、スコア自体はかなり低めです。
ですが、体感的なヌルサク度は割と上位の部類に入ると思われます。
▲設定メニュー
Android4.2からの目玉といえば、右上からスライドして下ろせるクイックセッティングパネルですね。
ですが、JELLYTIMEもUnofficial CyanogenMod10.1と同じく、初期では通知領域のボタンを押さなければなりません。
▲クイック設定パネルの設定画面
右上からスライドして下ろせるようにするには 設定→システム→クイック設定パネル→クイックプルダウン から「右」を選ぶ必要があります。
また、パネルの内容も同じ設定メニューから変更することができます。
各パネルは長押しで移動・削除可能、追加ボタンでパネルを追加できます。
▲電話番号が設定されている
そして、私がJELLYTIMEで一番気に入ったのが「電話番号が正しく認識される」という点です。
前回のCyanogenMod10.1でも紹介したとおり、Android4.2からは電話アプリから電話番号設定ができなくなってしまっています。
そのため、SoftbankのWi-FiスポットやメールのWi-Fi受信などができなくなる弊害がありました。
ですが、JELLYTIMEならば、初期状態で自動で電話番号を認識するので、
※コメントで指摘が合ったので追記します
実際にWi-Fiスポットが利用できるかなどの確認はできていません。
一部では「利用できない」などの声もあるので、できないのかもしれません。
自分の環境では試すことができないので、どなたか実際に試した結果をコメントしていただければと思います。
なお、探しては見たのですが、どこにも電話番号を設定する項目がなかったので、あとから変更することは出来ないようです。
とりあえず、現状で軽くレビューできるのはこんな感じになっています。
Android4.2系のカスタムロムで悩んでいるのであれば、とりあえずコレを入れておけば不満は出ないと思われます。