[ROM] [JB 4.1.2] [29 Dec] Slim Bean (Unofficial) V2 - Farewell 2012 Edition
突然のブログ更新は、これまたxdaに突然現れたJellyBean系ROMのレビュー記事です。
Slim BeanはNexus SからのポートROMです。
Androidバージョンは4.1.2を搭載し、JellyTime R30をベースとしたカスタムROMです。
JellyTimeよりも豊富なカスタムTweakと、GAPPSを別に焼く手間が無いのが特徴でしょうか。
▲プリインストールアプリ一覧
WALKMANは自分でインストールしましたが、それ以外はプリインストールアプリです。
GAPPSは元から入っているので、新たに焼く必要はありません。
Android4.1なので、Google Nowにも対応しており、プリインストールされています。
▲設定メニューのTweak欄
JellyTimeよりもカスタムできる範囲は広くなっています。
ただし、現在OTAの項目は機能しておらず、タップすると強制終了します。
また、一部の設定も有効になっていない場所があるようです。
カメラに関しては、JellyBean系標準のカメラが付属しています。
タッチフォーカスもきちんと動作し、8MPでの撮影も可能です。
動画に関しても720pでの動画撮影は音声・フレームレート共に十分です。
ですが、パノラマ撮影と、JellyBeanから搭載された「Photo Sphere」（360度のパノラマ撮影）はどちらも正常に動作しませんでした。
また、CameraZoomFXを使用して撮影した際、シャッターが降りた後黒い画面のまま復帰しませんでした。
サードパーティ製カメラアプリを使用する際には注意が必要そうです。
▲電話番号が設定されていない
関係ない人にはほんとに意味ないのですが、電話番号が初期状態では「不明」になります。
SoftbankのWi-Fiスポットなどを利用する際、この電話番号欄が埋まっていないと使用できない場合があります。
電話番号の設定は、電話アプリを起動し、メニュー→設定→その他の設定→My Phone Numberから設定できます。
ハイフンを入れないで数字11桁の電話番号を入力すればOKです。
▲ベンチマーク結果
ベンチマーク結果はほかのJellyBean系ROMと大差なく、デフォルトよりも低い数値になります。
ですが、これも他のJB系と一緒ですが、体感的なヌルサク感は純正ROMを遥かに超えています。
JellyTimeからの派生ROMという扱いになりそうですが、安定感はJellyTimeの方が高そうです。
細かいカスタマイズができる点や、GAPPSなどの点での手軽さはこちらのほうが有利かもしれませんね。
現在は、登場して間もないこともありますし、これからのアップデートでどれくらい安定してくるかが課題になりそうです。
