元々は「Moto X Dalvik Optimizations」と呼ばれていて、Moto Xで実装された機能のようです。
これをNexus4向けに移植したものが、Nexus5でも利用できる、とのことです。
ファイルはxdaのフォーラムにて配布されています。
上記リンクはNexus4フォーラムの古いものだったので、Nexus5フォーラムのものに挿し替えました。
[MOD] Dalvik+bionic library optimization - Flashable Zip
タイトルを見れば分かる通り、このパッチはAndroid4.4以降のみが対象となっています。
投稿に添付されているZIPファイルを使用します。
ダウンロードしたファイルはそのままNexus5に転送し、リカバリーからFlashすることで適用されます。
今回はついでにカーネルをElementalX 0.10に変えてみました。
[KERNEL] [Nov27] ElementalX 0.10
0.10はまだベータ版ですが、今のところ不具合は見当たりません。
こちらもダウンロードしたzipファイルをリカバリーからインストールすると、AROMA Installerで導入することが出来ます。
以下、Quadrantでのベンチスコアです。
パッチ適用前 |
CPU:20462、Mem:17943、I/O:7371、2D:254、3D:2231
となっています。
パッチ適用後 |
スコアは
CPU:89402、Mem:16908、I/O:7422、2D:333、3D:2290
となりました。
CPUのスコアが4倍以上に跳ね上がりましたが、他のスコアはそれほど変わりません。
Dalvik PatchはCPU関連の設定しか変えないので当然の結果ではあるのですが・・・。
続いてもう一つの定番アプリAntutuでの結果です。
パッチ適用前 |
パッチ適用後 |
というわけで、このパッチはかなり効果があるのかな?と感じます。
まぁそこまでCPUを使う作業をスマホでするとも思えないのですが・・・。
パッチを当てること自体は簡単なので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。