10月4日から、BattleField最新作である、BattleField4のベータテストが一般公開されました。
BattleField4では、BattleField3と比べて必要スペックや推奨スペックが大幅に上がっていて、自分のPCで快適に動くかがいまいち怪しい感じだったので、ベータ版で動作を確認してみようと思いインストール・プレイしてみました。
まず、BattleField4の必要・推奨スペックを見てみます。
BattleField公式Twitterより |
また、推奨スペックではRAMが8GB、そしてグラフィックカードがGTX660以上という、そこそこなハイスペックマシンが必要となりました。
Windows8が推奨になっているのは、DirectX11.1に対応しているからということみたいですね。
今回プレーする環境は、BF3が低画質設定で120FPS程度、高画質設定で60fps程度で動作する以下の環境で行いました。
M/B・・・ASUS P8H77-V
CPU・・・Intel Core i5-3570K (3.9GHzにOC済)
グラフィックボード・・・GeForce GTX660 (OCモデルを更に110%のOC済)
RAM・・・8GB
SSD・・・Samsung 840Series 120GBさて、プレーを開始してみたところ、とにかく動作が重いです。
設定を全てLowにしてもフレームレートが安定せず、平均で20~30FPS程度しか出ません。
また、炎のエフェクトや破壊できるオブジェクトの多いエリアでの戦闘だとフレームレートが10~20程度まで落ちてしまいます。
色々原因を探ってみたところ、プレー中のグラフィックボードの使用率が異常に少なく(フレームレートが落ちるエリアでも60%程度しか使用していない)、その代わりCPU使用率が常時100%に張り付いている状態でした。
この現象は、グラフィックスドライバーが原因となっているようで、ドライバーのアップデート・あるいはダウングレードによって改善されるようです。
今回のプレー時、ドライバーはGTX660最新のもの(GeForce 327.23 Driver)を使用していたので、ダウングレードを検討していたのですが、nVIDIAの公式サイトを見たところ、BattleField4に最適化された最新のベータドライバー(GeForce 331.40 Driver)がリリースされていました。
ベータドライバーは不具合が起こったりする可能性も多いため、今までは利用してきていませんでしたが「BattleField4に最適化」という文字を信じてインストールしてみました。
すると、ドライバー更新後は低画質設定(AA Deferredのみ2xMSAA)でフレームレートが常時70~80FPS程度まで上がり、オブジェクトの多いエリアや炎エフェクトの多いエリアでもフレームレートが余り落ちなくなりました。
CPUとGPUの使用率も最適化されたようで、GPU側が常時100%に張り付くような形になりました。
CPU使用率が下がったので、他のソフトウェアをバックグラウンド起動していても動作が安定するようになりました。
試しにLoiloゲームレコーダーを使ってBF4を録画してみました。
録画をしながらだと40~50FPS程度まで落ちてしまいますが、それでも30FPSを下回ることはありませんでした。
もう少し設定を詰めていけば快適に動作するようにできるかもしれませんね・・・。
というより、製品版ではベータ版より動作が改善しているだろうと信じてます。