記事中の作業を行なって、端末が壊れたり、文鎮化しても責任は取れません。
T780Aは、初期状態で実はRootedだったりします。
というのも、/system/xbinに初期状態でsuが存在するので、母艦と繋いだ上で「adb shell」を飛ばすとそのまま「#」が返ってきます。
C:\Windows\system32>adb shell
#
この状態で、/system領域のリマウントや、権限の変更などが可能になっています。
ただし、この状態だからといってSuperUser権限が必要なアプリが使えるかというと、そういうわけではありません。
現に、TitaniumBackupやESファイルエクスプローラー、AdAwayなどは起動できません。
ですので、結局Rootを取得し直す作業が必要です。
Rootを取得する際に必要なのは以下のものです。
・T780A本体
・AndroidSDKを導入済みのWindowsPC
・SuperOneClickツール
・タブレットとPCを接続するUSBケーブル(付属のでOK)
・気合と勇気
とりあえず、T780Aの方で、設定→アプリケーション→開発→USBデバッグにチェックをつけるのは当然です。
USBで母艦と繋ぐ前にチェック入れておいたほうがいいかもしれません。
この状態でUSBを繋いで、全てのドライバーを読み込み終わり、「adb shell」が通るかどうかチェックしておいて下さい。
次に、SuperOneClickを起動。
左上のRootボタンを押します。
真ん中にバーっといろいろ出て、右の方にログが表示されます。
途中、なんどか「Sleepingなんちゃら・・・40s~」などと表示されてフリーズするかもしれませんが、放置で。
しばらく(5分くらい)待つと完了したと通知が出て、端末が再起動します。
Superuserが利用できるようになっていれば、Root化が成功しています。
簡単にRoot化できる時代で良かったですね。
さて、ここからは別のお話。
この端末にはPlayストアがインストールされていないため、アプリのインストールはTapnowマーケットで行うしかありません。
ですが、Tapnowは収録アプリ数が少なく、イライラが募ります。
そこで解決するのが、所謂野良マーケット。
Playストア導入も試みましたがうまく行かなかったのでここでは省きます。
個人的におすすめなのがAPKTOP(http://www.papktop.com/)さん。
海外系なので、アプリ名は英語で調べる必要がありませんが、非常に沢山のAPKファイルが転がっています。
次点で便利なのが、最近、有料アプリを無料で配ることで話題のAmazonApp(http://www.amazon.co.jp/getapps)さん。
なめこみたいな、日本限定のアプリを手に入れるならこっちのほうが便利です。
このあたりを駆使して、アプリをインストールするしかありません。
或いは、
他の端末でアプリをインストール→APKファイルをadb pullで抜いてくる→adb installでインストール
って感じでしょうか。
どちらにせよ、面倒くさいのは間違いありません。
ちょっと癖の強いタブレットではありますが、5000円にしては十分実用可能かと。
バッテリーが少し弱い感じもしますが・・・。
ブラウザでネット見て、Twitterして、たまに動画見る、みたいな使い方なら余裕かと。
▲ベンチスコア
ベンチスコアも、言うほど低くなく、同じAndroid2.3のDesireHDより少し低いくらいです。
タップ感度などは、Nexus7には勝てませんが、5000円にしては十分かと。
つまるところ、「値段相応以上ではあるがその程度」なタブレットだなと思います。
実を言うと、このタブレットは自分ではなく妹に使わせる予定なので、それほど高性能である必要もなく。
ある程度のスペックで安ければよかった感じなので、いい買い物だったかなと思っています。
ついでに、テレビに繋いでみたかったのでminiHDMI-HDMIケーブルも買ってみました(997円)。
まだ繋いでないのでどんな感じなのかわかりませんが、他の機種のレビューを見ると楽しみになります。
P.S.
実はこのタブレット、Amazonで買うと10000円以上するのだ・・・。
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